专利摘要:
本発明は、コークス炉室の内容物を押し出すための装置に関する。この装置は、背後に組み付けられたプッシュロッドを備えたプッシュヘッドから成っている。このプッシュヘッドには、裏側で案内金属薄板またはエプロンが組み付けられている。この案内金属薄板またはエプロンは、コークス室炉内への空気の同時の押込みを回避し、ひいては、押出しの間のコークス炉室の望ましくない冷却を阻止する。エプロンは、プッシュロッドとプッシュヘッドの後方の側との過剰の熱負荷も阻止する。エプロンは、ハウジング内に組み付けられた測定装置を保護するために働くこともできる。エプロンは、耐熱性の金属材料またはセラミック材料から製造することができる。エプロンまたはプッシュヘッドは、耐熱性のまたは熱反射性のコーティングまたは耐熱性のまたは熱反射性のタイルを備えていてもよい。また、本発明は、本発明に係る装置によってコークス室炉から押し出すための方法に関する。
公开号:JP2011505475A
申请号:JP2010536352
申请日:2008-11-25
公开日:2011-02-24
发明作者:シュッカー フランツ−ヨーゼフ;キム ロナルト
申请人:ウーデ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングUhde GmbH;
IPC主号:C10B33-10
专利说明:

[0001] 本発明は、コークス炉室の充填物を押し出すための装置であって、該装置が、炉側に取り付けられたプレートの形のプッシュヘッドを備えたロッドの形のプッシュロッドとして成形されている形式のものに関する。]
[0002] さらに、本発明は、石炭を乾留するための方法に関する。]
[0003] 本発明は、両側の開口を備えたコークス室炉を通してコークスケーキを押し出すための装置に関する。コークス室炉のコークスケーキの押出しは、乾留サイクルの蒸焼きプロセスの終了後に行われる。この蒸焼きプロセスは、炉タイプと、炉内の床高さ、使用石炭混合物および温度の変更による設備の方法技術的な構造とに応じて、16〜192時間継続されてよい。押出しは、一方のコークス炉側の開口から他方のコークス炉側の開口に向かって行われる。この他方のコークス炉側の開口には、一般的にコークス車が位置している。このコークス車はコークスケーキを捕集しかつ消火塔にもたらす。押出しは、一般的に、いわゆる「プッシュロッド」によって行われる。このためには、このプッシュロッドが車で、押し出したい団の前方に走行させられ、ハイドロリック装置によって運動させられる。押出しの過程後、石炭の新たな装填が行われる。]
[0004] 有利には、コークス室炉は、「非回収」型コークス炉または「熱回収」型コークス炉である。このコークス炉は、乾留時に発生した副産物と乾留ガスとを、燃焼および乾留のために必要となる熱の回収のために使用する。しかし、コークス室炉は、慣用の、いわゆる「水平型室炉」であってもよい。この水平型室炉は乾留プロセスの副産物を捕集しかつ後続処理する。乾留プロセスは800〜1500℃の温度で実施される。熱のかなりの部分は壁と炉天井とに蓄えられる。この壁と炉天井とは、シリカ石材またはシャモット石材または任意の耐火性の組積造から成っている。副産物の燃焼は、概して、必要となる乾留エネルギを発生させるために丁度十分であるので、押出し過程の間の熱の損失を可能な限り少なく保つことが目標とされる。]
[0005] 公知先行技術によるコークスの押出し時には、プッシュロッドが固定されたプッシュヘッドが、適切な推進装置によってコークス炉に押し通される。プッシュロッドはその後方の端部に、押圧力をプッシュロッドに加えることができる装置を備えている。また、プッシュヘッドは前面にプレートを備えている。このプレートはコークスケーキの莫大な熱に対して防護されている。プッシュロッドとプッシュヘッドとは、押出しの過程時にかなりの熱負荷にさらされている。これによって、部材が短い運転期間後にねじれていることがあるかかまたは材料破折を有することがある。この理由から、押出し装置の著しい加熱に対する手段を記載した一連の発明が存在する。]
[0006] ドイツ連邦共和国特許出願公開第4224491号明細書には、コークス炉を押し出すための装置が記載されている。この装置はプッシュヘッドと液冷式のプッシュロッドとから成っている。この場合、このプッシュロッド自体は放射線シールドによって取り囲まれている。この放射線シールドはプッシュロッドを外部に対して規定の間隔を置いて取り囲んでいて、内面に冷却蛇管を備えている。この冷却蛇管を通って冷媒が流れる。この冷媒は、有利には水または水含有の液体である。冷媒の供給および返送はホース接続部を介して行われる。再冷却は熱交換器を介して行われる。この熱交換器はホース接続部に接続されている。プッシュロッドはT字形支持体によって形成することができる。このT字形支持体は、たとえば相並んで溶接される。装置は、冷媒の通流が手間を要しかつ妨害を受けやすいという欠点を有している。したがって、冷却システムにおける漏れが、押出し装置またはコークス炉室の気づかれない損傷に繋がることがある。]
[0007] ドイツ連邦共和国特許第840538号明細書には、コークス室炉から押し出すための装置が記載されている。この装置は押出しロッドを備えている。この押出しロッドはボックス状に形成されていて、内部で複数の部分から形成されている。プッシュロッドは、有利にはT字形支持体の形で形成されている。プッシュロッドの個々の部分を通って、冷媒として空気が流れる。この空気は、ロッドの壁が常に同じ流れ方向で一貫して洗浄されるように、ロッドを通して案内される。これによって、ロッドの歪みが不可能となる。このロッド自体には、前方にプッシュヘッドが組み付けられている。このプッシュヘッドは、ドイツ連邦共和国特許第840538号明細書に詳しく述べられていない。装置は、確かに、プッシュロッドを冷却するが、しかし、このプッシュロッドの材料を集中的な熱放射線に対して防護しない。さらに、プッシュロッドの構成は、プッシュヘッドの形状に応じて、コークス炉室内への周辺の大量の低温の空気を発生させる。]
[0008] ドイツ連邦共和国特許第459600号明細書には、コークス室炉から押し出すための装置が記載されている。この装置は押出しロッドを備えている。この押出しロッドでは、プッシュヘッドがガイド金属薄板を有している。このガイド金属薄板は、後方の側に向けられてプッシュヘッドの上側の端部に溶接されていて、このプッシュヘッドを上側の面でコークス炉天井に向かって押圧する。これによって、コークス押出し装置が上側のコークス炉壁にしか接触しないように、コークス押出し装置をガイドすることができる。コークス炉壁は、一般的に、ソールフリューからの良好な熱伝達の目的で比較的に肉薄に形成されたコークス炉底よりも著しく厚く形成されている。こうして、敏感なコークス室底の損傷が回避される。コークス炉室壁内への改善された保熱と、熱に対するプッシュロッドの防護とは、ドイツ連邦共和国特許第459600号明細書において重要ではない。さらに、プッシュヘッドの上側の面に取り付けられたガイド金属薄板は、プッシュロッドの小さな部分しかカバーしない。これによって、全ての側から周辺の低温の空気がコークス炉室内に達することがある。]
[0009] つまり、しばしばプッシュロッドはプッシュヘッドの中心に固定されており、これによって、このプッシュヘッドの背後にかなりの空間が開放されている。この空間を通って、押出し時に同時にコークス炉周辺の低温の空気がコークス炉室内に押し込まれる。さらに、プッシュヘッドの背後でプッシュロッドに並んで炉内に押し込まれる自由空間を通って、内部のコークス壁に蓄えられた熱のかなりの部分が外部に放出される。これは、かなりの熱損失を成している。この熱損失は、後続の乾留プロセスによって再び補われなければならない。これによって、石炭燃焼損失がより高まり、生成されるコークスの品質がより悪くなる。さらに、高められた熱放射によって、プッシュロッドが強い熱負荷にさらされる。この熱負荷によって、プッシュロッドが変形し、短い運転期間後に破折することがある。これは危険発生源である。なぜならば、プッシュロッドが強い機械的な力を吸収しなければならないからである。]
[0010] したがって、1つには、乾留プロセスの高い温度に対するプッシュヘッドとプッシュロッドとの防護を提供する装置が求められる。もう1つには、所望の装置によって、押出しおよび装填の間にコークス炉室の内部を冷却する低温の空気が乾留室の内部に侵入することも阻止すべきである。これは、高められた石炭消費および悪化させられたコークス品質に繋がる。]
[0011] この課題を解決するために本発明に係る装置では、プッシュヘッドが、後方に向けられて組み付けられた案内金属薄板またはエプロンによって取り囲まれており、これによって、該案内金属薄板または該エプロンが、ハウジングを形成しており、プッシュヘッドが、長方形であるかまたは正方形である場合に、前記ハウジングが、プッシュヘッドと同じ外側の辺長さと、一様の横断面を備えた直方体の外形とを有しており、内室に位置するプッシュロッドが、横断面において円形である場合に、プッシュロッドが、中実の円筒体を形成しているようにした。]
[0012] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、プッシュヘッドが、円形に形成されており、これによって、押し出すための前記装置が、一様の横断面を備えた円筒体の外形を有している。]
[0013] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、プッシュヘッドが、任意に形成されており、これによって、押し出すための前記装置が、プッシュヘッドの横断面の延長された外形を有している。]
[0014] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、前記ハウジングの横断面が、後方に向けられた経過において変化させられており、これによって、前記ハウジングが、任意の形状を有している。]
[0015] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、エプロンが、長さにおいてプッシュロッドよりも短く形成されている。]
[0016] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、エプロンが、プッシュヘッドの辺において、それぞれ異なる長さを有している。]
[0017] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、プッシュロッドが、任意の形状を備えた円形の横断面を有していて、押出し装置の横断面において中心に位置している。]
[0018] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、プッシュロッドが、任意の形状を備えた任意の横断面を有していて、押出し装置の横断面において任意の箇所に位置している。]
[0019] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、前記コークス炉室の内容物を押し出すための前記装置が、押し出したいかまたは充填したい前記コークス炉室の開口の横断面を正確に有している。]
[0020] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、エプロンが、プッシュヘッドの全ての辺に組み付けられている。]
[0021] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、エプロンが、プッシュヘッドの全ての辺よりも少ない辺に組み付けられている。]
[0022] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、コークスケーキを押し出すためのプッシュロッドが、T字形支持体である。]
[0023] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、コークスケーキを押し出すためのプッシュロッドが、互いに溶接された複数のT字形支持体から成るプッシュロッドである。]
[0024] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、前記ハウジングが、完全にまたは部分的に、耐熱性の金属材料から製作されている。]
[0025] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、前記ハウジングが、完全にまたは部分的に、耐熱性のセラミック材料から製作されている。]
[0026] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、プッシュロッドが、プッシュヘッドにまたは前記ハウジングにまたはプッシュヘッドと前記ハウジングとに、防熱性の材料から成るコーティングを備えている。]
[0027] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、防熱性の材料から成る層が、タイル、シートまたはフリースの形で被着されるようになっている。]
[0028] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、層が、「ハイエミッション」コーティングの形の熱反射性の層として被着されるようになっている。]
[0029] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、層が、無機金属酸化物と炭化物との混合物から製造されている。]
[0030] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、前記装置が、前記ハウジングによって形成された形状の内部に、温度を測定するための装置を有している。]
[0031] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、前記装置が、前記ハウジングによって形成された形状の内部に、絶縁性の材料を有している。]
[0032] 本発明に係る装置の有利な態様によれば、前記絶縁性の材料が、グラスウールまたはセラミックファイバである。]
[0033] さらに、前述した課題を解決するために本発明に係る方法では、本発明に係る押出し装置を使用するようにした。]
[0034] 前述した課題は、プッシュヘッドに組み付けられた、本発明が提供する案内金属薄板によって解決される。プッシュヘッドには、案内金属薄板またはエプロンが組み付けられる。この案内金属薄板はプッシュロッドをほぼ全長で取り囲んでいる。これによって、押出し装置全体を取り囲んでケーシングまたはハウジングが形成される。プッシュロッドとハウジングとの間に形成された空間は開放されたままでよい。しかし、この空間は、より良好な遮断のために塞がれてもよい。このためには、たとえばグラスウールまたはセラミックファイバが適している。プッシュヘッドが方形であり、全ての辺で本発明におけるハウジングによって取り囲まれる場合には、このハウジングによって、押出し装置が直方体の形状をとる。この場合、内室では、プッシュロッドが中実の円筒体を形成している。取囲み装置は、有利には耐熱性の材料から製造されている。]
[0035] 案内金属薄板によって、プッシュロッドがコークス炉室、特にコークスの押出し後に露出されるコークス炉壁の高い温度に対して防護される。ハウジングの熱容量と昇温率とは僅かであるので、コークス炉室、特にコークス炉壁の冷却が十分に阻止される。周辺の低温の空気がコークス炉壁にまで達することはなく、これによって、このコークス炉壁を冷却することもない。ハウジングの内部に遮断充填物が位置していると、押出し過程が過度に継続する場合に、コークス炉壁がほぼ等しく温度調整されたままとなる。]
[0036] 特にコークス炉室の充填物を押し出すための装置であって、
・この装置が、炉側に取り付けられたプレートの形のプッシュヘッドを備えたロッドの形のプッシュロッドとして成形されている形式のものにおいて、
・プッシュヘッドが、後方に向けられて組み付けられた案内金属薄板またはエプロンによって取り囲まれており、これによって、この案内金属薄板またはエプロンが、ハウジングを形成しており、プッシュヘッドが、長方形であるかまたは正方形である場合に、ハウジングが、プッシュヘッドと同じ外側の辺長さと、一様の横断面を備えた直方体の外形とを有しており、内室に位置するプッシュロッドが、横断面において円形である場合に、プッシュロッドが、中実の円筒体を形成していることを特徴とする、コークス炉室の充填物を押し出すための装置が請求される。]
[0037] 有利には、プッシュヘッドは、コークス炉室の開口と同じ横断面を有している。この場合、ハウジングの外側の壁が正確にコークス炉室壁に接触し、これによって、このコークス炉室壁が、コークス室炉の内容物の押出し時にコークス炉周辺の比較的低温の温度から完全に遮蔽されている。これによって、コークス炉押出しのプロセスを不利な気象条件でも実施することができる。エプロンによって、プッシュヘッドの後方の面もプッシュロッドも押出し時の高い温度に対して防護されている。]
[0038] プッシュヘッドはコークスケーキの押出し時の使用のために長方形であってもよいし、正方形であってもよい。しかし、プッシュヘッドを円形に形成することも可能である。これは、特にコークス炉の特殊な形状の場合に有利である。原理的には、コークス押出しの最適なプロセスが要求される限り、プッシュヘッドを任意のあらゆる形状で形成することが可能となる。]
[0039] プッシュロッドも任意のあらゆる形状および任意のあらゆる横断面を有していてよい。簡単な構成では、プッシュロッドが中実の円筒体として形成されていて、円形の横断面を有している。プッシュロッドは、有利にはプッシュヘッドの中心に組み付けられているので、プッシュロッドは、プッシュヘッドの形状に応じて、ハウジングによって形成された直方体または円筒体の内部で中実の円筒体を成している。しかし、プッシュロッドも、本発明に係る装置の製造のために、任意のあらゆる形状を有していてよい。したがって、プッシュロッドを直方体として形成することができる。しかし、プッシュロッドは、ヘッド側に組み付けられた単一のT字形支持体から形成されていてもよい。このT字形支持体を互いに溶接しかつ改善された安定性を備えたプッシュロッドとして使用することも可能である。さらに、プッシュロッドは、押出し過程の要求に応じて、任意に成形されていてよい。]
[0040] プッシュヘッドが、組み付けられたケーシングまたはハウジングと共に形成する形状が、長さにおいて一様の横断面であると有利である。これによって、コークス炉室壁が完全にハウジングによって覆われ、より低温の周辺空気に接触させられない。しかし、押出し過程に課せられる要求に応じて、ハウジングは長さにおいて細くされているかまたは太くされていてよく、横断面において変化させられていてよい。これは、たとえば敏感な二次空気通路底または二次空気通路室の場合に有利である。コークス炉室の形状または最適な防熱が要求する限り、形状は不均一に成形されていてもよい。押し出すための装置全体はハウジングにおいて、有利にはコークス炉室の内容物の押出しの過程が可能な限り少ない熱交換で経過するように成形されている。]
[0041] 案内金属薄板は、本発明におけるハウジングを製造するために、プッシュヘッドの全ての辺に組み付けられていてよい。これによって、コークス炉室の押出し時に全ての炉壁が低温の周辺空気の同時の侵入による冷却または温度低下に対して防護される。しかし、たとえば方形のプッシュヘッドの場合には、プッシュヘッドの4つの辺よりも少ない辺が裏側のエプロンを備えていることも可能となる。したがって、たとえば形状の下側の辺を空けておくことができ、これによって、一般的により肉薄に形成されているので、それほど頑丈でないコークス炉室底が保護される。プッシュヘッドのただ1つの辺しか本発明におけるハウジングによって防護しないことも可能である。エプロンは、押出しのための最適なプロセスが要求する限り、それぞれ異なる長さであってもよい。]
[0042] 本発明におけるハウジングを形成するために使用されるエプロンまたは案内金属薄板は、耐熱性の金属材料から製造することができる。しかし、エプロンまたは案内金属薄板はセラミック材料から製造されていてもよい。エプロンが金属材料から製造されていて、セラミックコーティングを備えていることも可能である。エプロンは、有利には周辺の熱を反射するかまたは鏡面反射するように形成することができる。熱反射性の層によるコーティングも同じく可能である。この場合、たとえば、ここでは、高放射性被覆層、いわゆる「ハイエミッションコーティング」が挙げられている。このハイエミッションコーティングは、たとえば高温焼結法によって材料の外側の層に結合することができる。適切な熱反射性の材料は、特に無機金属酸化物と炭化物との混合物である。この場合、ここでは、酸化クロムまたは酸化鉄と炭化ケイ素との混合物を例として挙げておく。高放射性被覆層は、たとえば欧州特許出願公開第742276号明細書に記載されている。耐熱性の材料から製造されていて、より良好な遮断のために、耐熱性のかつ遮断性の層を有するエプロンの構造が最適である。防熱性の層はコーティングとして被着されてもよいし、タイル、シートまたはフリースの形で被着されてもよい。]
[0043] プッシュロッドもプッシュヘッドも、コークス炉室内に発生させられる高い温度に対して強い材料から製造されている。有利には、プッシュロッドまたはプッシュヘッドは、コークス炉室の内部に発生させられる高い温度に抵抗するために、耐熱性の材料から形成されている。特にプッシュヘッドは、高い温度に対する一層良好な防護のために、耐熱性のコーティングを備えていてもよい。これは、たとえばセラミックス、シャモット石材、シリカまたはハイドロリック的な吹付けコンクリートであってよい。構造部材の防護が要求する限り、プッシュロッドもこのようなハウジングを備えていてよい。しかし、一般的には、このことは不要である。なぜならば、エプロンによってプッシュロッドを取り囲んで、より低い温度が発生させられるからである。]
[0044] プッシュヘッドを取り囲むようなエプロンの組付けによって形成されるハウジングは、押出し過程のコントロールのために働く付加的な装置を有していてもよい。これは、たとえば温度測定装置または覗き窓であってよい。しかし、ハウジングは、乾留プロセスの改善のために働く装置を有していてもよい。例は、断熱性の材料、たとえばグラスウールまたはセラミックファイバである。]
[0045] 本装置は、コークス押出し機械または駆動装置への固定のために働く部材も有している。この部材は、有利にはプッシュロッドの端部に固定されている。しかし、この部材は、エプロンまたはハウジングの端部に固定されていてもよい。このことは、コークス押出し機械または駆動装置の種類によって左右される。本発明に係る装置を運転するためには、移動式のコークス押出し機械が使用されてもよいし、定置のコークス押出し機械が使用されてもよい。]
[0046] さらに、コークスを押し出すために本発明に係る装置を使用する方法も請求される。通常、この方法は、コークス押出し過程がドア開放の過程後に行われるように実施される。これは、一般的に乾留過程の終了後に行われる。この乾留過程は、「非回収」型コークス炉または「熱回収」型コークス炉の場合、一般的に16〜192時間継続される。その後、コークス押出しの過程に新たな充填が続いている。当然ながら、適用される装置に有利である場合には、本発明に係る装置によって、クリーニングが行われてもよい。充填後、コークス炉室のドアが閉鎖され、新たな乾留サイクルが続けられる。本発明に係る方法は、あらゆる型式のコークス炉に適している。]
[0047] さらに、本発明に係る装置は、測定技術を防護するために働く。この測定技術は、炉状態と乾留法とを監視するためにプッシュロッドに取り付けることができ、前述したハウジングによって炉内室の放射線に対して防護することができる。]
図面の簡単な説明

[0048] コークスケーキが本発明に係る装置によって押し出される、開放されたコークス炉室の側面図である。
押し出すための本発明に係る装置を上方から鉛直方向に見た図である。
溶接された2つのT字形支持体から成るプッシュロッドを備えた本発明に係る装置を上方から鉛直方向に見た図である。
本発明に係る装置による押出しの過程時のコークス室炉の正面図である。]
[0049] 本発明に係る装置を4つの図面につき説明する。この場合、これらの図面は、本発明に係る装置の構造に対する実施の形態でしかない。]
[0050] 図1には、開放されたコークス炉室1が示してある。このコークス炉室1では、コークスケーキ2がコークス炉室ドア3の開放後に露出される。コークスケーキ2はコークス押出し装置のプッシュヘッド4によってコークス室炉から押し出される。このためには、プッシュヘッド4がプッシュロッド5と共にコークス炉に押し通される。プッシュヘッド4には、後方に向けられたエプロン6aが固定されている。プッシュヘッドは方形であり、この図面には、上下のエプロンしか見ることができない。側方のエプロン6bは、図面をより見やすくするために省略してある。プッシュヘッドの背後にエプロンがないと、低温の空気がコークス炉室に押し込まれる恐れがあるので、エプロンはコークス炉室の冷却を阻止する。有利には、プッシュヘッドは、ドアを取り囲むコークス炉室壁7とコークス炉底8との間に正確に嵌合するように成形されている。これによって、更なる外気の流入が阻止される。さらに、コークス炉底の下方には、通常、二次空気通路9と二次空気流入装置10とが位置しており、これによって、底を幾分より肉薄に形成することができる。さらに、ここにも同じく、調整装置11aを備えた、天井に設けられた一次空気流入装置11と、固定手段12aを備えた、ドアを操作するためのボーデンケーブル12とが図示してある。] 図1
[0051] 図2には、プッシュヘッド4とプッシュロッド5とを備えた本発明に係る押出し装置が示してある。プッシュヘッド4には、エプロン6bが固定されている。このエプロン6bはハウジングを形成している。プッシュヘッドは方形であり、この図面には、側方のエプロンしか見ることができない。さらに、プッシュロッドには、コークス押出し機械に対する固定手段13が続いている。] 図2
[0052] 図3には、プッシュヘッドとプッシュロッドとを備えた本発明に係る押出し装置が示してある。プッシュロッド4とプッシュヘッド5とは、互いに溶接された2つのT字形支持体から形成されている。ここには、側方のエプロンを見ることができる。プッシュヘッドには、耐熱性の材料から成る層14が被着されている。] 図3
[0053] 図4には、コークス室炉1が正面図で示してある。このコークス室炉1のコークスケーキ2は本発明に係る装置によって押し出される。コークス炉室は、引き上げられたコークス室炉ドア3によって開放されており、これによって、コークスケーキ2が露出されている。ドアを取り囲むコークス炉室壁7は、ここでは、引き上げられたコークス室炉ドア3によって覆われ、したがって、見ることができない。プッシュヘッド4は、有利には、開口に正確に嵌合する横断面を有しており、これによって、コークスケーキ2がプッシュヘッド4の奥に位置している。このプッシュヘッド4はプッシュロッド5によってコークス室炉から押し出される。コークスヘッド4はエプロンを備えている。このエプロンは後方に向けられて(紙面から突出する方向に)組み付けられている。プッシュヘッドは、ここでは方形であり、これによって、水平方向のエプロン6aも鉛直方向のエプロン6bも固定されている。エプロンは、プッシュヘッド4の奥で低温の空気がコークス室内に達し得ることを阻止する。ここにも同じく、二次空気通路9と、二次空気に対する開口10と、調整装置11aを備えた、炉天井に設けられた一次空気に対する開口11と、固定手段12aを備えた、コークス炉室ドアを引き上げるためのボーデンケーブル12とを見ることができる。] 図4
[0054] 1コークス炉室
2コークスケーキ
3コークス室炉ドア
4プッシュヘッド
4a溶接シーム
5プッシュロッド
6a 水平方向に接触するエプロンまたはハウジング
6b 鉛直方向に接触するエプロンまたはハウジング
7 ドアを取り囲む炉壁
8 コークス炉室底
9二次空気通路
10二次空気に対する流入開口
11天井に設けられた一次空気に対する流入開口
11a 一次空気に対する調整装置
12 コークス室炉ドアを開放するためのチェーンまたはボーデンケーブル
12a ボーデンケーブルに対するドアの固定手段
13 プッシュロッドに対するコークス押出し機械の固定手段
14耐熱性の層]
权利要求:

請求項1
コークス炉室(1)の充填物(2)を押し出すための装置であって、・該装置が、炉側に取り付けられたプレートの形のプッシュヘッド(4)を備えたロッドの形のプッシュロッド(5)として成形されている形式のものにおいて、・プッシュヘッド(4)が、後方に向けられて組み付けられた案内金属薄板またはエプロン(6a,6b)によって取り囲まれており、これによって、該案内金属薄板または該エプロン(6a,6b)が、ハウジングを形成しており、プッシュヘッド(4)が、長方形であるかまたは正方形である場合に、前記ハウジングが、プッシュヘッド(4)と同じ外側の辺長さと、一様の横断面を備えた直方体の外形とを有しており、内室に位置するプッシュロッド(5)が、横断面において円形である場合に、プッシュロッド(5)が、中実の円筒体を形成していることを特徴とする、コークス炉室の充填物を押し出すための装置。
請求項2
プッシュヘッド(4)が、円形に形成されており、これによって、押し出すための前記装置が、一様の横断面を備えた円筒体の外形を有している、請求項1記載の装置。
請求項3
プッシュヘッド(4)が、任意に形成されており、これによって、押し出すための前記装置が、プッシュヘッド(4)の横断面の延長された外形を有している、請求項1記載の装置。
請求項4
前記ハウジングの横断面が、後方への延びの間において変化させられており、これによって、前記ハウジングが、任意の形状を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
請求項5
エプロン(6a,6b)が、長さにおいてプッシュロッド(5)よりも短く形成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
請求項6
エプロン(6a,6b)が、プッシュヘッド(4)の辺において、それぞれ異なる長さを有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
請求項7
プッシュロッド(5)が、任意の形状を備えた円形の横断面を有していて、押出し装置の横断面において中心に位置している、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
請求項8
プッシュロッド(5)が、任意の形状を備えた任意の横断面を有していて、押出し装置の横断面において任意の箇所に位置している、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
請求項9
前記コークス炉室の内容物を押し出すための前記装置が、押し出したいかまたは充填したい前記コークス炉室の開口の横断面を正確に有している、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
請求項10
エプロン(6a,6b)が、プッシュヘッド(4)の全ての辺に組み付けられている、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
請求項11
エプロン(6a,6b)が、プッシュヘッド(4)の全ての辺よりも少ない辺に組み付けられている、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
請求項12
コークスケーキ(2)を押し出すためのプッシュロッド(5)が、T字形支持体である、請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。
請求項13
コークスケーキ(2)を押し出すためのプッシュロッド(5)が、互いに溶接された複数のT字形支持体から成るプッシュロッド(5)である、請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。
請求項14
前記ハウジングが、完全にまたは部分的に、耐熱性の金属材料から製作されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の装置。
請求項15
前記ハウジングが、完全にまたは部分的に、耐熱性のセラミック材料から製作されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の装置。
請求項16
プッシュロッド(5)が、プッシュヘッド(4)にまたは前記ハウジングにまたはプッシュヘッド(4)と前記ハウジングとに、防熱性の材料から成るコーティング(14)を備えている、請求項1から15までのいずれか1項記載の装置。
請求項17
防熱性の材料から成る層(14)が、タイル、シートまたはフリースの形で被着されるようになっている、請求項16記載の装置。
請求項18
層(14)が、「ハイエミッション」コーティングの形の熱反射性の層として被着されるようになっている、請求項16または17記載の装置。
請求項19
層(14)が、無機金属酸化物と炭化物との混合物から製造されている、請求項18記載の装置。
請求項20
前記装置が、前記ハウジングによって形成された形状の内部に、温度を測定するための装置を有している、請求項1から19までのいずれか1項記載の装置。
請求項21
前記装置が、前記ハウジングによって形成された形状の内部に、絶縁性の材料を有している、請求項1から20までのいずれか1項記載の装置。
請求項22
前記絶縁性の材料が、グラスウールまたはセラミックファイバである、請求項21記載の装置。
請求項23
石炭を乾留するための方法において、コークス(2)を押し出すために、請求項1から22までのいずれか1項記載の押出し装置を使用することを特徴とする、石炭を乾留するための方法。
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